将来の自立に向けた生活スキルの育て方を伝授します。
どこかしら多くの子どもと異なる特性をもつ発達障害の子どもは、時に保護者の子育ての自信を失わせます。毎日の登校、学習(授業・宿題)、食事、身辺整理、そして交友関係、家庭でのきょうだい関係などと悩みは尽きません。そこで、「先生、相談です」。本書は、長年、通級指導学級で保護者の相談を受けてきたベテラン教師が、在籍学級の担任や医師、学童保育の担当者とも連携がとれる立場から、保護者の思いを受け止め、学校の指導方針と協働できる、将来の自立に向けた生活スキルの育て方を伝授します。