人形を愛でること。自分を知り、人を知るお世話という遊び。
札幌を中心に、10年以上自主勉協会を続けてきた「子どもの生活と遊び研究会」の実践が
『具材-ごっこ遊びを支える道具-』に続き、一冊の本になりました。
いくつかクラブ活動があるうちの一つ、「洋服クラブ」の実践です。
人形で遊ぶことの教育的な意味が書かれた実践書は類書がほとんどありません。
本書は、人形の服をきっかけにして子どもの遊びについての数々の気付きと発見をまとめたものです。
それは、日々の生活の中に、人形がいることによって起こる出来事の記録と考察でもあります。
そこは、お世話遊びという深淵な遊びへの入り口でもあります。
ようこそ!人形とお世話遊びの世界へ。