商品名 : 米騒動・大戦後デモクラシー百周年論集 総集編
メーカー名 : 集広舎
商品価格 : ¥ 3,500 税抜
「米騒動」は労働者主導で一九一七年春から、井上らの『研究』が一八年夏の街頭騒擾に限ったのは誤り。
1918(大正7)年の米騒動といえば富山の漁師の妻たちが、
米の移出阻止に結束して起こした騒擾だと長く考えられてきた。
しかしそれは「古い見かけ」であり、
労働者の争議・消費者運動主導という「新しさ」を見誤らせてきた。
この誤解の起点は、資料蒐集を1918年8月からの動静に置いた細川嘉六や、
その細川資料を使った井上清らの『米騒動の研究』(全五巻)が権威的研究とみなされてきたことにある。
井本三夫氏は1980(昭和55)年に茨城大学教授を50歳で辞したのち、
在野で地道な調査研究を長年積み重ね、今回、井上らの『研究』の記述を
各道府県レベルまで修正・補充することに成功した。
2022年8月には、NHK総合テレビの人気番組「歴史探偵」に出演。
その調査研究の一端を披歴された。
この「総集編」は、井本三夫氏の遺稿集であるとともに到達点である。