ドイツの森と風のなかで
「相手と背中合わせになって、自分の身体の音にみみを済ませる・・・」
それが多田流セッションの始まり。
人と人とが向かい合うとき生まれる響き、楽の音。
異国での文化の違いに戸惑いながら懸命に暮らした半生。
音楽治療家として様々な背景を持つクライアントと交わるなか、声の即興によって人が大きく変容する場面にいくつも立ち会う。
「生きていることと音楽」の不思議を豊かに詠う珠玉のエッセイ。
ドイツの森と風のなかで
「相手と背中合わせになって、自分の身体の音にみみを済ませる・・・」
それが多田流セッションの始まり。
人と人とが向かい合うとき生まれる響き、楽の音。
異国での文化の違いに戸惑いながら懸命に暮らした半生。
音楽治療家として様々な背景を持つクライアントと交わるなか、声の即興によって人が大きく変容する場面にいくつも立ち会う。
「生きていることと音楽」の不思議を豊かに詠う珠玉のエッセイ。