中国式新秩序を許してはならない!!
米中両大国の間で絶妙な舵取りが求められる
現代(いま)、日本が取るべき道を探れ!
―――日中関係はどのように変遷したのか
「反日」政策を軸に戦後日中関係史を辿ることで、中国の狙いが見えてきた。
本書は、中国の巧妙な外交戦略とその背後に潜む動機を徹底解説し、日本が直面する脅威を明らかにするものだ。
―――「これからの中国」に対抗する手段とは?
冷戦後の中国の外交手口を知り尽くした筆者が教える、対「反日2.0」の決定版
○はじめに 現在地 第一篇 中国の「パワー外交」と影
・第一章 強国を築いたモチベーション
○第二篇 反日暴動は胡錦濤時代に ―― 日中を動かす法則
・第二章 米中関係が日中関係を決める
・第三章 「力の差」が日中関係を動かす
・第四章 変遷した牽制 ―― 価値観、国際政治の主導権、国益と権益
・第五章 対日政策を動かすプレーヤー ―― 指導者・反主流派・民衆
○第三篇 台頭する中国の「仮面」を見ていた日米
・第六章 中国の対日政策 ―― 重要会議に見る「遷移」158
・第七章 米国はなぜ中国の民主化に失敗したか
・第八章 ウクライナ戦争 ―― 日米中は流動化する世界の中に
・第九章 日本の対中政策を世界が見守る
外交青書などにみる日中関係の位置づけ
○おわりに 「知らないもの同士」の向き合い