ことばと音の玉手箱
アゼルバイジャン出身の作者による5つの小さなお話に、異国の空気を纏う美しい銅版画がついた絵本になりました。
オリジナルピアノ組曲の楽譜付録付き!
「男の子と太陽」
太陽と仲良しだった男の子。ある日懐中電灯を拾って、その明るさに夢中になってしまいます。
「ごめんなさいを言えなかった女の子」
悪いと思ってもごめんなさいを言えないアヤナ。心配してくれるママにも不機嫌な態度。ある日学校から帰るとママが……!
「子犬と子猫のおはなし」
大きな家に住む子犬と、歌の上手な野良猫が出会って……
「紙の小舟」
舟だけれど漁船のように力もない、紙だけれど凧のように空も飛べない。自分は何も出来ないと思っていた紙の小舟ですが……
「気高いくじゃく」
自由で気高いくじゃくは、森の生きものの憧れ。王さまの宮殿の庭で優雅に暮らす動物たちに会いますが、くじゃくはやはり森へ帰っていきます。