薬とは何か?どうして効くのか?など、薬のことが本当にスラスラわかるような流れで解説!
薬理学は勉強する学生の苦手な科目の1つにあげられています。
薬の種類が多く、カタカナ表記であること、薬の作用を理解するために、
生化学や生理学などの知識が必要になってくることなどが関係していると思われます。
薬の正しい知識が必要なことはわかっているが、
とっつきにくい、理解しにくい、覚えることが多すぎるという方に、
まず手始めに読む本としての形態を考え、本書のような形になりました。
第1部で「薬とは何?」ということを解説し、第2部で「それぞれの薬」を説明しています。
取り上げた薬は代表的なものだけです。
本書で薬理学の概要を理解し、臨床実習等でわからない薬がでてきたら、
医薬品集や詳しく説明した薬理学の成書を調べてください。
参考図書を巻末に記載しましたので、利用してください。
基本的な内容は本書で理解していますので、
一見難解な本の内容がすいすいと頭に入ってくるはずです。
そのようにして知識を増やし、その成果をぜひ医療の現場で活かしてください。