芸術・無意識・脳―精神の深淵へ:世紀末ウィーンから現代まで
「無意識の世界」へと向かった芸術家と科学者たちはこれまでに何を明らかにしてきたのか?
人はなぜ「美醜」や「感情」を感じるのか? そして知覚とは、創造性とは、人の心とは?
現代を代表するノーベル賞受賞神経科学者による、無意識を巡る探究の壮大な百年史。
フロイト、クリムト、ココシュカ、シーレ、シュニッツラーから、リーグル、ゴンブリッチ、クフラー、ゼキ、ラマチャンドラン、フリス・・・。自然科学と芸術、そして人文科学の多分野を統合する試み、待望の邦訳。図版も多数掲載。4色刷り